医療用ウィッグとは
治療の際にウイッグを使用しなくてはならなくなった場合、
ほとんどの方が「医療用ウイッグ」をお探しになると思います。
では、「医療用ウイッグ」とは、どのようなウイッグのことを言うのでしょうか。
一般的に、長時間の着用で蒸れなどを抑えるために通気性をよくしたり、軽量化したウイッグモデルを「医療用ウイッグ」と呼ぶことが多いようです。
ハイネットの医療用ウイッグは、日本産業規格(JIS)基準によるJNLA 認定登録試験所の検査に適合し、日本毛髪工業協同組合より認証され「M.Wig」の認定を受けて、「Medical Wig(メディカルウィッグ)」という商標を取得しており、医療用に特化したウイッグです。
特徴は肌に優しいネット素材や、脱毛・発毛時期に対応しネットのサイズ調整ができることなどがあげられます。また、アフターケアなどサービスも充実しています。
すべてのウイッグが医療用として使えるわけではありません。毛材や自然さであきらかにウイッグであることがわかってしまうような商品もあるため、慎重に商品を選ぶことが重要です。
ウイッグ利用期間は約1年半~ 2年程度
脱毛期間を過ごすためのハイネットからのご提案
帽子やスカーフ等で過ごすとき
ご自宅で過ごすときなどは、簡単なニットキャップやスカーフをご着用されることをご提案します。
ヘアウイッグを使うとき
ご自宅での来客時、外出時(通院時)等、ご装着される必要性をご自身で感じた時に装着しましょう。
気に入ったスタイルの中からご自分の好みに合う、使いやすいものを選び、慣れるよう、事前に何度も装着してみましょう。
そのままで過ごす場合
ご自宅の中はよいでしょう。
寒さ対策やアピアランス、安全面を考えて外出時は帽子やスカーフ、ウイッグ等で頭を保護することをお勧めします。
「医療用ウイッグ」を選ぶ時の注意点
どうしてもウイッグを着用しなくてはならない状況の場合、今までのご自分のヘアスタイルから大きく変わったり、明らかにウイッグとわかるような商品ではどうしても不安になります。
もちろん長時間着用するものであるため、蒸れや重さも気になりますが、最も気になるのは、ウイッグをつけている事を人に知られたくないということではないでしょうか?
そういった方は、今までの自分のヘアスタイルやカラーに近いウイッグを見つける事が最も重要です。
重さや通気性、お手入れの簡単さや価格などを考慮し、トータルな判断で選ぶ事が重要になります。
ハイネットではお一人お一人のご相談を専門のスタッフが、全国の店舗で承っています。お気軽にご相談ください。
「人毛ウイッグ」と「人工毛ウイッグ」
ウイッグを選ぶ際に、もう一つ重要な要素があります。
それがウイッグの毛材、「人毛」か「人工毛」かという点があります。
一般的に「人毛」は価格は高価だが自然に見え、「人工毛」は価格は手ごろだが自然に見えないと思われがちです。しかし、最近の「人工毛ウイッグ」は製法・素材ともに進化しています。 「人工毛」はセットが楽で、お手入れも簡単ですが、「人毛」は自分でセットする手間が大きくかかります。
そのため、わざわざお手入れだけのために専門店にお願いする方も少なくありません。
「人工毛」は不自然と思われる前に、いろいろなウイッグを試着して、自分に合ったウイッグをしっかり探してみてください。
医療用ウイッグに関する御相談をまとめました。
- サロンへ行かないでも相談できる方法はありませんか?
- 専門のスタッフが、ご自宅や病院などへ伺います。
- パンフレットに載っているウイッグはどこで買えますか?
- 全国のハイネットサロンでお買い求め頂けます。
詳しくは店舗検索よりご確認できます。 - ウイッグの着用を始めるとき、髪の毛は短く切ったほうが良いのでしょうか?
- ご自身の髪形をウイッグと合わせると、周囲の人に違和感なくウイッグに移行できます。
自髪が長くてもウイッグネットで髪の毛をしまい込めるため、必ずカットが必要というわけではありません。 - ウイッグにワックスやスプレーなどをかけても大丈夫でしょうか?
- 大丈夫です。ワックスやスプレーを使用してセットされると、より自然な仕上がりになります。その場合、使用後には専用のシャンプー等でお手入れされることをお勧めします。
- どのくらいの頻度でウイッグはシャンプーをすればよいのですか?
- 季節や使用頻度により変わりますが、毎日のご使用で1~2週間程度で洗われることをお勧めします。
耐熱人工毛髪のウイッグでしたら、お湯でシャンプーができセットも不要です。 - シャンプーをしたらカールが取れたりしませんか?
- 大丈夫です。ハイネットの耐熱人工毛髪のウイッグの場合、形状記憶性に優れているため、洗った後も簡単にスタイリングができます。また、ヘアアイロンなどでカールをつける事も可能です。